外需の落ち込みでドイツの工業受注が9月に減少
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外需の落ち込みでドイツの工業受注が9月に減少

May 22, 2023

[1/2] サイロと液体タンカーのドイツのメーカーであるフェルドバインダー スペシャル ビークルズの従業員が、ドイツのウィンゼンにある同社の工場でアルミニウムのロールを移動させている、2018 年 7 月 10 日。ロイター/ファビアン ビマー

[ベルリン 11月4日 ロイター] - ドイツの9月の工業受注は外需の低迷を受けて予想以上に減少し、欧州最大の経済国が景気後退に向かいつつあることが金曜日のデータで示された。

連邦統計局によると、新規受注は季節調整済み・暦調整済みで同月比4.0%減少した。 ロイターがアナリストを対象に行った調査では、9月は0.5%下落することが予想されていた。

先週金曜のデータによると、ドイツは予想外の成長で第3・四半期に景気後退の脅威を回避したが、ロシアとの痛みを伴うエネルギー対立によるインフレ率が急上昇し、経済は依然として不安定な状況にあった。

受注統計は、世界経済の低迷、資材不足、エネルギー危機が生産を妨げる中、ドイツが直面している逆風を浮き彫りにした。

バンク副社長の首席エコノミスト、トーマス・ギッツェル氏は「ドイツ経済は景気後退への道を進んでいる。悲惨な新規受注からもそれが推測できる」と述べた。

国内受注は0.5%増加したが、海外受注は7.0%減少した。 ユーロ圏内での受注は8.0%減少し、ユーロ圏外からの受注は6.3%減少した。

経済省は「コロナウイルスのパンデミック後にキャッチアップ効果の結果として始まった高水準の新規受注は終息したようだ」と述べた。

同省によると、特に自動車と機械工学部門の減少がそれぞれ9.0%減と8.1%減となり、全体の指数を押し下げた。

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