ノルスク・ハイドロ、2023年のロシア産アルミニウムの購入取引を禁止
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ノルスク・ハイドロ、2023年のロシア産アルミニウムの購入取引を禁止

May 07, 2023

[ロンドン 9月6日 ロイター] - 自動車や建設などの業界にアルミニウム製品を供給するノルスク・ハイドロ(NHY.OL)の一部門は、2023年のアルミニウム購入契約からロシア産金属を除外する予定であると、ノルウェーの会社がロイターに明らかにした。

2021年に合意され今年の契約を結んだ企業は、中国を除く世界最大の生産者であるロシアの生産者ルサールのアルミニウムの購入を続けているが、来年に向けてすでに他の企業を探している企業もある。

ヒンダルコ・インダストリーズ(HALC.NS)の子会社ノベリスはロイターに対し、ロシア産アルミニウムは一切受け入れないとの旨のアルミニウム購入入札を行ったことを認めた。 さらなる詳細については明らかにしなかった。 続きを読む

ノルスク・ハイドロの広報担当者、ハルバー・モランド氏は、同社の押出成形部門、ハイドロ・エクストルージョンズが来年に向けてどれだけのアルミニウムを購入しようとしているかについては明言を避けたが、アルミニウムは欧州事業のためのものであると述べた。

入札ではオーストラリア、アゼルバイジャン、インド、イラン、カザフスタン、南アフリカのアルミニウムも除外される。

「二酸化炭素排出量など、異なる起源を除外する理由はさまざまだ」とモランド氏は語った。

「ロシア産金属を除外した理由は、ウクライナ侵攻後の3月にロシア関連の取引先と新たな契約を結ばないというハイドロ社の決定に関連している。」

3月2日、ハイドロは追って通知があるまでロシアの生産者との新たな契約を結ばないことを決定したと発表した。

モランド氏は、水力、風力、太陽光などの再生可能エネルギーを利用して生産される一次アルミニウムを購入するハイドロ・エクストルージョンズ社の入札が最近行われたと述べたが、入札の日付や締め切りは明らかにしなかった。

ルサールは、アナリストによると今年約7,000万トンと推定される主なアルミニウム需要の6%を世界に供給している。

Hydro Extrusions は年間約 200 万トンの一次アルミニウムを消費します。 金属の一部はノルスク・ハイドロ社から調達しているが、自律型ユニットとして運営されているため、アルミニウムも外部供給源から購入する必要がある。

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